コラム

社長・スタッフのコラム

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最新号

平成31年4月号

串カツ田中

 この春、創業以来初めて新卒社員2人を採用しました。当然、育成という大きな課題に取り組まなければなりません。育成は、教育する者と、教育を受ける者の二人の時間を割かなければならなく、生易しいものではありません。

 先日、テレビで「串カツ田中」が紹介されていました。出店を続け、たった10年で220もの店舗数を持つ、最近では最も成功した飲食チェーンです。昨年「研修センター店」というお店をオープンされました。新人が実際の店舗で研修を受けながら働くというスタイルです。新人が付加価値を上げながら成長することができます。また、不慣れな接客でお客様に迷惑をかけるのでドリンクは全品200円と破格の値段設定です。まさに三方良し。目からうろこの発想です。

 串カツ田中のようにはできませんが、弊社の新入社員にはあまり焦らず1、2年先を目標にして「稼げる人財」に成長してもらいたいです。また、育成を通して教育をする者も成長することを期待しています。今年の書初めで「共育」と書きました。私も従業員も新入社員も共に育つ。そうなることを願っています。

平成31年4月
前田 洋一

晴れ晴れ大空 吉備の国

 2018年7月、突然の豪雨が西日本を襲った。私の実家がある愛媛県大洲市もその被災地となった。

 岡山では毎年8月に「おかやま桃太郎まつり」というお祭りが開催されており、日中は「うらじゃ」という踊りが、各演舞会場で行われている。本場高知県のよさこいがベースで、それを岡山独自の「うらじゃ」という文化にした。また、夜になると花火も上がる。
 私は岡山県民ではないが、岡山に来てすぐに「うらじゃ」に出会い、それから11年間ずっとこのお祭りに関わってきた。お祭りには、出場する踊り子だけでは当然成り立たず、運営をしてくださっているスタッフの方々、お祭りにわざわざ足を運んで来てくださるお客さんがいて初めて“お祭り”が成立する。少し大袈裟かもしれませんが、お祭りというのは毎年いつ開催できなくなるか分からないし、簡単なことですぐになくなってしまうものである。正直、日ごろそんなことまで考えることはないかもしれないが、昨年の夏は違った。冒頭でも述べたが、岡山にも豪雨が襲った。結果からいうと昨年「うらじゃ」は開催できた。ちょうど25周年の年で、ディズニーのパレードも誘致していた。しかし夜の花火大会は中止となり、今年の夏も花火は上がらない。岡山の夏を盛り上げてきた「うらじゃ」も今後、毎年開催の是非が問われるだろう。

 話は愛媛県大洲市に移るが、ここにもよさこいの文化がある。これまで大洲市には夏に参加型の踊りのお祭りが無かったため、「祭りが人を変え、人が町を革える」をテーマに「えひめYOSAKOI祭り」をつくった。県内外を含め毎年約8,000人の人が来場するという。
 しかし、残念ながら昨年は開催できなかった。準備・保管していた音響機材も看板も倉庫ごと全て浸水し、使い物にならなくなった。住民からは「なんとか開催してほしい」という声があがったが、開催には至らなかった。ちょうど開催15周年の節目の年だった。そんな中、なんとかしようと振興会の人たちは立ち上がり、プロジェクトを立ち上げた。クラウドファンディングで資金調達をして、もう一度大洲市の街を元気にすることだった。結果、目標金額を大幅に上回る資金が集まり、今年の8月念願の「第15回えひめYOSAKOI祭り」の開催が決定した。

 幼少期に育てられた街でのよさこいには、前々から興味はあったが、ずっと「いつか出てみたい」だった私は今年の夏、地元に帰り“踊り子”として参加することを決めた。

平成31年4月
渡邊 裕仁

 

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